
詳しくは「【ルオムの森】木々の響き 森の一日」内の、
ルオムの森とは
をご覧ください。

浅間高原の気候風土が育んだ旬な食材を最大限活取り入れたスローフードをお楽しみ頂けます。ルオムの森の提案する食のあり方は、一風変っていますが、とても魅力的。
ランチは百年の木の下でより
もちろん、本来の意味のスローフードの理念、地元の味を守る、品質の良い食品を作る生産者を支える、というような理念は実施されています。
野菜は地元、清水農園の朝取り野菜。
牛乳も川島牧場の搾りたてです。
タンブラーをお持ちの方は持っていったほうがいいかもしれません。ルオムカフェではマイタンブラーをお持ちの方にテイクアウトドリンクを提供しています。このあたり、自然との付きあい方を感じさせられます。

寒々しいほどに青い森の中から”天下の糸平”の洋館のなかへ入ると、一転、暖かみのある空間が広がります。ルオム的住環境を提案するストーブの展示販売場です。
展示してあるのはすべて薪ストーブ。
火のある暮らしを提案します。化石燃料に頼らない森と密接な火のある暮らし。薪ストーブは十分に実用的な暖房器具です。暖房能力はおそらく、石油ストーブなどより高いのではないでしょうか。スタッフの坪井さんにうかがったところ「建物の木が温まる」そうで、温風を吹きつけるのではなく、住環境全体を温めて、すぐには冷えないそうです。
人類史上、火を扱うことは人間が文明を生み出す上で大きな意味を持ちました。
薪の準備から着火、炎を楽しみ、薪ストーブ料理など正しい火の扱いと火と人の付き合い方をライススタイルを通して極める「薪ストーブ道」へのチャレンジを提案します。
薪ストーブ展示場「あさまストーブ」より



フォレストアドベンチャーは自然木を生かしたアトラクションコースです。
ロープをつたったり、ジップスライドで森の中を滑空したりできます。
自然を体験する、というのは考えてみると幅広い話で、葉っぱを触っても体験でしょうし、木ノ実を食べても体験でしょう。
しかしフォレストアドベンチャーでできる自然体験は珍しいかもしれません。
フォレストアドベンチャーは楽しい施設ですが、自然の怖さとその克服をテーマにした部分があるように思うからです。わたしも以前体験しましたが、ずいぶんと高いところまで登ります。自分の身を守るのは、自分の判断しかないという不安に駆られます。
それがあるから、アトラクションを渡りきった時の達成感や、ジップスライドの爽快感が格別なのです。
怖いことは怖いのですが、危険というわけではありません。ハーネスという器具で安全が確保されます。スタート前に器具の使い方や注意すべき点などの講習を受けます。ただ小さいお子さんは、最初の一週はお父さん・お母さんと回ったほうがいいと思います。
今回、施設内を案内していただいたとき、”小学生泣かせ”と呼ばれるアトラクションを、ひとりの男の子が、お父さんに励まされながらひとりで渡り切るのを見ました。
下で見ていたわたしもヒヤヒヤして、思わず声をかけたくなるほどでしたが、渡り終えたときは自然と拍手で祝っていました。この施設ならではのことだと思います。
詳細はこちら、森林樹上冒険「フォレストアドベンチャー・あさま」へどうぞ。
また、夜の森の樹上冒険、ナイトフォレストアドベンチャーも今年の夏から始まっています。
ルオムの森に、入場料は必要ありません。お金は食事や施設の利用に支払えばよく、お金を持たずに森を散策しても「ぜんぜん OK 」とのこと。民間の施設ですが、どこか公園を思わせる気軽さです。
遊歩道はウッドチップや砂利が敷かれ、ロープで仕切られています。
施設内には、驚くような太いモミの木があったり、小川が流れていたり。誰かが手入れしているナメコ園があったり。
使われているテーブルや、鳥(リス?)のエサ台などもいちいち凝っています。
いずれは、伏流水を引いて池を作る計画があるそうです。スタッフの方はホタルを飼って、ビオトープ(wikipedia)のようにできたら、と抱負を語ってらっしゃいました。



糸平の洋館は長いこと荒れ果てた状態でしたが、このたび、パイオニア福嶋さんのご尽力で復元がなりました。残せる部分は最大限に残し、かつ細部まで丁寧に修復した見事な復元です。現在、一階のカフェ、展示場のほかに二階の一部も見学できるようになっています。
わたしも子どもの頃、度胸試しのつもりでこの洋館に忍びこんだりしましたが、もともとチャチな建築ではありません。汚れていても、立派な威容を保っていました。
が、これを復元するのは思った以上に大変な作業だったそうです。
理由はさまざまありましょうが、ひとつに、”アメリカヤ様式”という大正時代の独特な和洋折衷建築様式が、すでに失われていたことがあります。一例として、上に持ち上げて開けるタイプの窓。オリジナルでは窓のさんの、上辺部分に、紐と滑車があって、開け閉めを助ける仕掛けがあったそうです。こういったものを扱える業者は、日本にもういないのではないか、ということを以前、オーナーの福嶋さんからうかがいました。
今回の修復では、安易な方法を取らず、木材をふんだんに使って往時の姿が再現されています。北軽井沢のささやかな、しかしダイナミックな歴史の一部分を象徴するまでになっていると思います。
古い建物に興味を持っている方は、ぜひ訪ねてみてください。
実にいい雰囲気が味わえます。